あれから5年

東日本大震災から今日で5年です。あの日も金曜日で寒い日でした。海岸を襲い内陸に進入する津波のライブ映像をテレビで見ていましたが現実のものとは思えませんでした。

でも翌年に都内からさいたま市に引っ越しをしたこともあってか、今ではもっと昔のことのように感じます。この写真は翌朝の荒川で、川面にゴミのようなものがあちこち浮いているのは、東京湾から数10センチの津波が川をさかのぼってきたためだと思います。

あれから私の生活で一番大きく変わったのは節電意識です。電力不足で計画停電が行われたので、それまで月に250kWh前後使っていたのを待機電力の削減や照明のLED化などで120kWhほどと半減させました。その後さらに節電を進め現在では100kWh程度まで減っています。

また引っ越し後は家具の転倒防止を徹底しましたし、非常時に必要となる水や食料の他、当時不足して困った乾電池やトイレットペーパーなどの備蓄を日頃の生活の中で気を遣うようになり、停電時の情報取得手段を複数確保しました。

津波だけでなく原発事故も起きて大きな被害が出ましたし今でも続いていますから、これが結果として世の中を大きく変えるきっかけになると当時は思ったのですが、徹底した原因究明や真摯な反省もなく結局は元の木阿弥となって、良くなるどころかむしろ悪い方向に向かっているように感じます。

5年という区切りでこれを再度見直す気運が高まれば良いのですが、逆にこの日を境に急速に忘れ去られる危険もはらんでいるように思います。

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