i-dio放送開始

3月に入ったとたん真冬の寒さに逆戻りし、今朝もかなりの冷え込みになりました。新しいスマホ向けマルチメディア放送 i-dio(アイディオ)のモニターに応募して既にWiFiチュナーを受け取っていましたが、昨日から放送が始まりました。

160302_i-dio01

当面は東京、大阪、福岡での放送ですが、順次エリアを拡大するようです。東京は東京タワーから電波を出しているので、私の家では南向き(東京方向)の部屋なら窓際でなくともWiFiチュナーで受信できます。地上から20数m高い階なのでさいたま市北部でも条件は良い方だと思います。

(3/3追記)
地上ではすぐそばの南側が開けた公園でも受信できませんでした。ここは東京タワーから20kmほど離れているのではやり電波が弱いようです。地上で安定して聴けるのは10km圏内(ほぼ23区内)くらいでしょうか。

スマートフォンはWiFiチュナーのそばに置く必要はないので、電波が弱いエリアでもWiFiチュナーを放送電波を受けやすい窓際に置いておけば、家の中でWiFiが届く範囲ならどこでもスマートフォンで聴くことができます。チュナー内蔵のスマートフォンではこのようにできないので、WiFiチュナーの利点ですね。

160207_i-dio

スマートフォンに専用アプリを入れてWiFiチュナーとWiFi接続して聴くのですが、アプリの出来がまだ良くなくてAndroid版ではバックグラウンドにすると音が途切れて聴くに堪えなくなります。iOS版ではそれはないものの不安定で時々落ちてしまいます。今後のアップデイトに期待ですね。

なお、WiFiチュナーとの接続方式がAndriodとiOSとでは異なっていて、AndriodではWiFi Direct接続なのでWiFiでのインターネット接続と同時に使えますが(スマートフォンの機種によっては不可)、iOS版はAP(アクセスポイント)モードで接続するのでWiFiでのインターネット接続はできなくなり、その間はモバイル回線が使われることになるので要注意です。いずれにしてもWiFiの切り替えが必要になるのでちょっと面倒です。

さて肝心の放送内容ですが、東京ではとりあえず6チャンネルで放送が開始され、そのうち5チャンネルが音声だけの(ラジオ)音楽放送、1チャンネルが映像もあるチャンネルで、想像していた以上になかなか良い感じです。

家の中ではUSBでコンポと接続して聴いていますが、音質が非常に良く「デジタル地上波放送最高音質」という謳い文句は決して嘘ではないようです。

チャンネル単位では「TS ONE」はア・ラ・カルトといった感じで時間帯によって放送内容が変わり、音楽(このチャンネルはMCが入る)だけでなく早朝などには小鳥の鳴き声や虫の音など自然界の音も放送されています。時々生放送もやっています。

「i-dio Slection」にはJazz、Classic、Masterpieceの3チャンネルがあり、それぞれのジャンルの音楽を流していますがMCが入らないし選曲が私の好みに合っています。Masterpieceは名曲といった意味でPops系です。

「Amenekチャンネル」は車を運転する人向けの放送で、音楽だけでなく15分先のドライブ天気予報など運転に必要な情報も伝えるようです。

「i-dio Creators Ch.」だけは映像を使っていて、ファッションやフィットネスからゲームまで幅広い内容になっています。でも映像は小さく画質も貧弱なので映像を楽しむ感じではなく、説明のために映像を使うようです。

4年前にNOTTVのモニターをしたことがあってこれはダメだと思いましたが、案の定この6月で放送が終了します。あれで4年も続けられたのが不思議なくらいでドコモが親会社だったからでしょう。

このi-dioもその心配をしていますが、NOTTVと大きく違うのは音声主体の音楽放送で、かつ無料放送であることです。一方で似ているのは専用の受信機や受信機能内蔵スマートフォンが必要という点です。

160302_i-dio03

無料放送という点はユーザーにとってはとても大きな利点だと思いますが、事業者側はいかに収益を上げるかが課題になるでしょう。専用の受信機が必要というのも大きな問題で、そのため5万人+追加3万人という大勢のモニターにWiFiチュナーを無料で配布しているのだと思います。

ちなみにi-dio受信機能内蔵SIMフリースマートフォンのi-dio Phoneは税込みで実質3万円を切る価格で販売されていますが、店員がi-dioのことを訊かれても説明できない状態でほとんど売れていないようです。