Googleフォト

Android端末では従来ギャラリーという名前だった標準写真表示アプリが、Googleフォト(Google Photos)という名前に変わり、機能が大幅に拡充されましたので早速使っています。

簡単に言うと、写真を無料かつ容量無制限にクラウドにアップしてくれるサービスです。ファイルは1枚1.6MB程度に圧縮されますが、スマートフォンはもちろんタブレットやPCで見るには全く支障がありません。なおファイルを圧縮しないという選択も出来ますが、その場合は容量に制限があり容量の追加も出来ますが有料となります。

デジカメは1996年から撮り始めているのでもう20年近く経っていますから、これまでに撮った枚数は5万枚を超えていて、ファイル容量は合計で75GBにもなっています。

そこでこれらのうちプライベートなものを除いた3万2千枚余りをGoogleフォトでアップしましたが、大量なので全部アップし終わるのに数日かかってしまいました。アップするといろいろと面白い加工を勝手にしてくれます。

例えば、何枚かの写真を使ってアニメGIFを作ったり、露出の異なる複数の写真を使って白トビや黒つぶれをなくすHDR(High Dynamic Range)処理をしたり、はては勝手にコレクションというミニアルバムのようなものを作ったりしてくれます。もちろんすべて自動認識、自動処理ですから結果が適切でない場合もありますが、これもご愛敬でしょう。

150613_googlephotos06
勝手に作られたコレクション

検索もユニークで、場所や物ごとに自動的にタグを付与してくれます。場所はGPSの位置情報で識別しているようですが(※)、物は画像認識していて私の場合は現在のところ次のタグが自動生成されています。

空/花/日没/スカイライン/食品/月/山/橋/鳥/霧/車/花火/超高層建築物/寺院/虹/嵐/塔/スタジアム/チョウ/湖/ランニング/森林/砂浜/列車/雷/サーキット/結婚式/コンサート/火/飛行機/自転車/ダンス/海/コアラ

(※ 6/14追記)
GPS機能のないカメラで撮ったものもコレクションでは撮影場所を認識していましたので、写っている特徴的な建物や景色で識別したり、その前後にスマートフォンで撮影した写真があればその位置情報から判断しているのかも知れません。

識別の精度はまだまだで、チョウ(蝶)の中に花の写真がたくさん入っていたりしますが、よく判別できたなと感心するものから、笑ってしまうようなとんでもない的外れのものまでいろいろです。任意のキーワードでの検索もできますが精度は同様です。

アップされると新しいものから日時順にソートして表示されますので、その中から目的の写真を見つけてタップすると画面いっぱいに拡大表示されます。スマートフォンやタブレット、PCなどどこからでも見られるのがとても便利です。

150613_googlephotos02
【日別表示】
タブレットは5列、スマホでは3列

月別など小さく表示することもできますから目的の写真を探すのがとても楽です。なお月別では間引きされて表示されます。

150613_googlephotos04
【月別表示】
タブレットは5行、スマホでは4行

また設定でフォルダを指定しておけば、スマートフォンで写真を撮ったりデジカメからPCに写真を保存したりするだけで瞬時にアップしてくれます。アップされた写真は元データを削除できますから、スマートフォンで写真を撮ったものがたくさん溜まりストレージがいっぱいになって困っている人にはとても便利なサービスかも知れません。

補足ですが、初期のデジカメで撮っていてExif(Exchangeable image file format)データがなく撮影日が判らない写真は、ファイルの日付を撮影日として扱ってくれるようです。ただカシオQV-10Aで撮った古い写真はサイズがQVGA(320×240ピクセル)と小さいためか、写真とは認識してくれないようでアップできませんでした。

ところでこのサービスが無料かつ容量無制限と随分太っ腹なのは、Googleにとって画像認識の精度向上を図って新たなサービスを始めるために必要な大量の画像データを収集するのが目的だからではないかと思います。いかにもGoogleらしいやり方ですね。