入間市の西洋館公開

入間市にある国登録有形文化財の旧石川組製糸西洋館が今日公開されることを「埼玉モダンたてもの-きまぐれ散歩」のFacebookで昨日知って、さっそく行ってきました。西武池袋線の入間市駅北口から徒歩7分の国道16号線沿いにあります。

石川組製糸は明治26年(1893年)創業の製糸会社で、主に海外と取引していたので外国人が来訪したときの迎賓館として建設されたもので、93年前の大正10年(1921年)に上棟されたそうです。

外壁は化粧レンガ(タイル)貼りです。

入り口がある北側。右側の出っ張りは1階が客室、2階が貴賓室です。

庭に面した南側。右側は1階が食堂、2階は大広間に続くベランダ、左側は1階が寝室と応接室、2階が和室になります。

中に入ると、まず玄関ホール

2階への階段。大広間や和室、貴賓室などがある2階は公開されていませんでした。

かなり広い食堂。テーブルと椅子は最近のもののようです。

そして応接室の天井

ベッドがある客室もありました。部屋ごとに天井や壁、調度品、照明が違っていますし、それぞれの細工がとても凝っています。

今後の公開日は、春が5月17日(土)、6月21日(土)、秋が9月20日(土)、10月18日(土)、11月9日(日)で、このうち今日は公開されていなかった本館2階が6月21日と10月18日には特別公開されるとのことですから、その時にもう一度来たいと思いました。

食堂のテーブルに、直ぐ近くの旧黒須銀行も公開されているというチラシが置いてあり裏に案内図があったのでそこにも行ってきました。歩いて10分弱の距離でした。

こちらはさらに古く明治42年(1909年)竣工とのことですから105年前の建物です。入間市指定文化財になっていて、外観は和風の土蔵造りです。2階の雨戸を一部しか開けてくれていなかったのは残念で、全部開けていれば見た感じも違ってくるのではないかと思います。

入り口から入ってすぐがカウンターです。奥の旧営業室には展示パネルが置かれていました。

急な階段を上がって2階は旧会議室で、ここには銭函などの展示物がありました。明かり取りに最低限必要な部分しか雨戸が開けられていません。

西洋館からこの旧黒須銀行に行くために前の道路にある歩道橋を渡ったのですが、その上から真正面にある2階の窓を見ると会議室の手前と反対側のガラス窓を通して建物の向こうにある民家が見えました。

それがガラスのゆがみでまるで絵画のように見えとても不思議な光景だったので、歩道橋の上に暫く立ち止まって眺めてしまいました。歩道橋を渡らなければ気がつかない風景だったので巡り会えたのは幸運でした。

こちらの公開日は西洋館と同じ日に合わせているようです。

2 Replies to “入間市の西洋館公開”

  1. 初めてのコメントです。
    いつも読み逃げで済みません。

    数日前、コストコに行く途中でこの建物を見かけ、誰が住んでいるんだろうとか、中を見学をすることはできないものかと思っていたので、singさんのおかげで謎が解けました。
    埼玉にも歴史ある建造物があるんですね。
    次回は是非行ってみたいと思います。

    それから、singさんのブログの「格安sim」を拝見して、私も今はスマートフォンを低料金で使えるようになりました。
    情報に感謝しています。
    ありがとうございました。

    1. kumikoさん
      コメントありがとうございます。
      この西洋館は国道16号に面しているので、おそらく沢山の人が目にしていると思うのですが、今回のような一般公開の情報はあまり伝わっていないような気がします。
      埼玉に引っ越してきてまだ2年足らずですが、一昨年秋に深谷の旧煉瓦製造工場に、昨年の秋は富岡製糸場と年1回のペースで行ってきました。埼玉には多くの歴史的建造物が残っているようなので、今年からは本格的に毎月は無理としても季節毎を目標に訪ねてみたいなと思っています。
      「韓国の部屋」と同じようにまずは自分のために利用する交通機関を調べ一般公開日などの情報も集めて一覧表にしてみることから始めなくては。

      格安SIMとSIMフリー端末はこれまで別々に購入する必要があり、慣れない人には設定が難しかったり保証が心配でなかなか手を出しにくいという感じがあったと思いますが、この春からイオンとビックカメラでSIMとスマホとセットにして月2千円台で販売し始めましたし、来月にはヨドバシカメラも参入するらしいので随分身近になるのではないかと思います。今年は格安スマホ元年になりそうですね。

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