本人確認書類

金融機関の口座開設や携帯電話の回線契約などで、本人確認書類が要求される機会が以前より多くなってきました。詐欺や脱税などの犯罪に使われるのを防ぐことが目的なのでしょう。

窓口なら証明書類を見せれば良いのですが、ネットの場合はそれができないので証明書類のコピーをファックスしたり、画像をアップロードすることになっています。

このときいつも不思議に思っていることがあります。運転免許証で住所変更をしている場合(私もそうなのですが)、表面に書かれているのは前住所なので新住所が書かれている裏面も送る必要があります。

でも裏面には表面との関連を示す免許証番号や氏名、前住所などが何も書かれていません。従って裏面は全く別人の免許証の画像を送っても判別できないので、住所については極めて簡単に偽装できると思うのです。

さらには画像を加工して氏名や生年月日などを書き替えることもそんなに難しくありませんから、ファックスやアップされた画像では偽物だと判別するのはほぼ不可能でしょう。

そんなことですから本人確認というものは本当に確認しようと思ってやっているというよりも、犯罪に使われるなど何か問題が起きたときに責任逃れが出来るように形式だけ整えているような感じがします。

役所に提出する書類にまったく意味のない三文判を捺印させられることが多いのも同じようなものですが…。

これからネット利用がますます広がってきますから、ネットでも本人確認を簡単かつ確実にできる方法がこれまで以上に必要になってきますが、共通番号(マイナンバー)制度がそんなことまで考慮しているのでしょうか。


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